とびひ(伝染性膿痂疹)
とびひ(伝染性膿痂疹)とは主に赤ちゃんから学童期までのお子様がかかる皮膚の細菌感染症です。擦り傷や水いぼ、アトピー皮膚、湿疹などに細菌が感染しそれが飛んで広がって水疱やびらんを形成します。鼻腔内の細菌が繁殖して鼻の周囲にびらんを形成することもあります。
検査
黄色ブドウ球菌と呼ばれる細菌が原因のことが多いですが、時に溶連菌やMRSAといった毒性のつよい細菌が原因となることもあります。当院ではスワブスティックという検査器具を使って患部から浸出液を採取して、どのタイプの細菌が原因となっているか確認し治療に役立てています。
治療
細菌が原因となる皮膚病ですので、各種抗生剤の塗り薬と飲み薬で治療いたします。