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ビオチン療法

 ビオチン療法(掌蹠膿疱症の内服治療)

当院では掌蹠膿疱症の治療にビオチン療法を採用しております。掌蹠膿疱症の患者様の体内ではビオチンというビタミンの1種が欠乏していることがわかっております(掌蹠膿疱症の患者様で健常者の約半分、掌蹠膿疱症性骨関節炎を併発した患者様では健常者の約1/3)。ビオチンは腸の中にいる細菌(腸内細菌)によって作られ腸から吸収されていますが、悪玉菌の勢力が強いと悪玉菌によって壊されたり食べられてしてしまうためビオチン欠乏状態になります。それを補う内服治療がビオチン療法です。(秋田の本庄第一病院でかつて行われていた前橋先生の処方をそのまま同じ形で取り入れております。)掌蹠膿疱症による関節炎にも効果的です。

ビオチンとは、、、皮膚炎を予防することから発見された水溶性のビタミンで、ビタミンB群の仲間です。ビタミンHとも呼ばれます。糖質や脂質、蛋白質の代謝を助けてエネルギーを取り出します。ビオチンはラットび皮膚病を予防する成分として発見されました。人間にとってもビオチンは、髪や皮膚の健康に大切なビタミンです。不足すると疲労感や憂うつなどの症状と共に、湿疹ができる、髪が抜ける、白髪になる、といった皮膚や髪の症状として現れます。 

注意事項

  • 生の卵白を多く食べるとビオチン欠乏を起こします。生の卵白中にはビオチンと強固に結合して腸管からの吸収を妨げる蛋白質avidinが大量に含まれるためと言われています。卵白(白身)を生で召し上がるのは控えてください。加熱すれば大丈夫です。
  • ニコチンはビオチン治療を妨げます。治療中は禁煙をお勧めします。
  • ビオチンは腸内細菌によって合成されます。抗生物質を長期間服用しているとビオチンの欠乏を招く可能性があります。         

こんな方にお勧めです。

  • 他院皮膚科で外用の対症療法のみ行われており症状に改善を認めない方。
  • 他院でビオチンを処方されているが全く効果のない方。
  • 掌蹠膿疱症による関節炎が進んでしまい、鎮痛剤などを大量に服用されている方。
  • 市販のビオチン内服で症状が悪くなった方。 

当院の分院であるときわ台駅前皮フ科でもビオチン療法を受けていただくことができます。  (分院では診察時間予約が可能です。是非ご活用ください。)

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