脂漏性皮膚炎・フケ症
脂漏性皮膚炎とは
皮脂の分泌が多くなった状態を脂漏といいます。脂漏になると皮膚のカビ(マラセチア菌)などによって皮脂が脂肪酸に分解され、その脂肪酸が皮膚に炎症を起こします。これを脂漏性皮膚炎といいます。(皮脂中のトリグリセライドが、マラセチアが分泌するリパーゼにより遊離脂肪酸<飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸>に加水分解する。脂肪酸はマラセチアの栄養源となる一方で蓄積された不飽和脂肪酸は皮膚に炎症を惹起する。)
好発年齢は、乳児と思春期以降です。発症頻度は人口の3~5%と言われております。
脂漏性皮膚炎を悪化させる原因
- カビの発生
- 入浴不足や洗顔不足による皮脂貯留
- ストレス
- ホルモンバランスの崩れ
- 睡眠不足など生活サイクルの乱れ
- ビタミンB不足など、栄養バランスのかたより
好発部位
脂漏性皮膚炎ができやすい場所は、皮脂の分泌の多い部位です。特に顔面や頭皮が好発部位となります。
脂漏性皮膚炎の治療
- 増悪因子となる皮膚のカビ(マラセチア菌)を抑える:ケトコナゾール外用剤
- 皮膚の炎症を抑える:ステロイド外用剤
生活上の注意点
- 低刺激性のシャンプーや石鹸でやさしく洗う、ヘアクリームや油性の整髪料を控える
- ストレスは避ける
- 食事のヒント(バランスのとれた食事を心がける。抗酸化物質が豊富な食物やグリセミック指数(GI値)が低い食物が有益である)
