酒さ・赤ら顔
酒さとは...
酒さとは、主に中高年の顔面に好発する赤みと毛細血管の拡張を伴う皮膚病です。痒みや火照り感、灼熱感を伴うことがあります。
重症度によって3つのステージに分類されます。
最初は赤みだけだったものが重症になるにつれブツブツボコボコとしてきます。
第1度酒さ:紅斑毛細血管拡張型 主な症状は赤みと毛細血管拡張でかゆみやほてりを伴います。
第2度酒さ:丘疹膿疱型 赤みや毛細血管拡張に加えニキビのようなブツブツを伴うようになります。
第3度酒さ:腫瘤型 ブツブツが癒合してボコボコとした腫瘤を形成するようになります。
酒さの原因
酒さは原因不明の皮膚病ですが、皮膚が刺激に対して敏感になっておりその敏感肌において下の図のようなことが起こっていることがわかっています
この結果として炎症や毛細血管拡張を引き起こすという仮説があります。
酒さの悪化因子
酒さの原因ははっきりしていませんが、悪化因子として日本人で最も多いのが温度変化、次いで日光暴露であることが分かっています。その他には高温な気候、季節の変化、激しい運動、心理的ストレス、花粉、アルコールなどが知られています。
酒さの検査
酒さは視診のみで診断します。しかし重症化するほど毛包虫(にきびダニ)が寄生しさらなる悪化を招いている場合もございます。当院では必要に応じて毛包虫の検査も行っております。
当院の酒さの治療
当院では下記の治療法を採用しています。
- メトロニダゾール軟膏(ロゼックスゲル)15g(健康保険):活性酸素による酸化ストレスを軽減します。さらに免疫作用を抑制します。この2つの作用によって慢性炎症の状態を抑えます。(酒さ治療ガイドライン2023推奨度A)
- テトラサイクリン系抗生物質内服(ビブラマイシン・ミノマイシン):カリクレイン5(KLK5)を阻害します。
- AZAクリア15g(¥2200):カリクレイン5(KLK5)を阻害します。詳しくはこちらから。
- レーザー治療:当院では酒さのレーザー治療にルメッカ(IPL・フォト治療)を採用しています。ダウンタイムの少ない治療です。月に一度の治療が必要です。詳しくはこちらから
- 治療前
- 治療後
- 治療前
- 治療後
- 治療前
- 治療後
