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花粉症

花粉症は、アレルギー疾患の一つでⅠ型アレルギーの仲間です。

Ⅰ型アレルギーは即時型アレルギーとも言われ、アレルゲン(アレルギーの原因となる物質:花粉症の場合は花粉)が侵入してくるとすぐに反応を起こすアレルギーのことを言います。

一年を通して様々な花粉が飛んでいるため、いわゆる花粉症の時期(2月~5月)以外に症状を伴う方も多く見受けられます。

1月~6月スギ・ヒノキ・ハンノキ (いわゆる花粉症の時期に原因となる花粉です。)

3月~10月カモガヤ・ハルガヤ (周りの人より症状が長く続く方はこれらの花粉にアレルギーがあることが多いです。)

8月~10月ブタクサ・ヨモギ・カナムグラ (秋のみ花粉の症状がある方もおられます。)

検査で何の花粉にアレルギーがあるか確認することもできます。

(大人の場合はシングルアレルゲン(特異的IgE)検査こちらから、お子様の場合はプリックテストこちらからで検査いたします。)

症状は、侵入してきた花粉に対する鼻粘膜や眼の結膜・顔の皮膚の反応によるもので、くしゃみ・鼻水・鼻づまり・目のかゆみにくわえ顔のかゆみを伴うこともあります。

治療について

治療は花粉に対する反応を抑えるお薬を処方いたします。

内服薬(抗アレルギー剤)や点鼻薬・点眼薬を処方いたします。内服薬に関しては基本的に効果の高いものほど眠気を誘う傾向にあります。

またコンタクトをしている方でも使用できる点眼薬もあります。

※毎年花粉症の時期にご使用で効果があることが事前にお分かりの薬がある場合には最大3ヶ月分処方いたします。

顔のかゆみに関して(花粉皮膚炎)

花粉症に伴う顔のかゆみを感じた場合には必ず皮膚科を受診してください。花粉皮膚炎といい花粉に対する反応で炎症がおきて湿疹を伴います。炎症を抑える外用剤(塗り薬)を処方いたします。

花粉症の処方薬と市販薬

花粉症の市販薬は、スイッチOTC医薬品といい、以下の表のように医師の処方する医療用医薬品を市販薬(OTC医薬品)に転用したものがほとんどです。

2週間分のお薬ですと市販薬を薬局でご購入される方が安くなりますが、1カ月分以上のお薬の金額を比較しますと医療機関で処方した方が圧倒的に安くなると言われています。また同成分で安価なジェネリック医薬品(後発品)で処方することによりさらに薬剤料を抑えることができます。当院ではご希望があれば最大3カ月分(1シーズン分)のお薬を処方いたします。

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