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円形脱毛症

円形脱毛症とは、有毛部(毛の生えている部位)の毛が円形に十円玉の形で抜けてしまう病気です。頭皮だけでなく有毛部ならどの部位でも起こりえる現象です。はっきりとした原因は不明ですが、毛の細胞がご自身の炎症の細胞によって破壊されていることが分かっています。

治療

  1. ステロイドローションの外用:毛の細胞を攻撃している炎症の細胞を抑えます。
  2. カルプロニウム塩化物ローション(フロジン液):毛根近くの血管を拡張させ血流をよくすることにより発毛を促します。
  3. セファランチンの内服:血流促進作用や免疫増強作用、抗アレルギー作用、造血機能の改善作用などがある飲み薬です。古くから円形脱毛症の飲み薬として有名です。

検査

円形脱毛症では毛の細胞がご自身の炎症の細胞によって攻撃されて破壊されていることが分かっています。稀に同じ現象が体の他の部位でも起こっていることがあります。甲状腺で同じ現象が起こっている場合には甲状腺の機能が低下する場合があります。また全身で同じ現象が起こっている場合には自己免疫疾患と診断されます。(リウマチなど)当院ではこれらの合併症の心配がないか、甲状腺機能の測定と自己免疫疾患の検査(抗核抗体)を実施しております。

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